2008-06-15(Sun) [長年日記]
_ [Rails]コードレビューシステム宍道湖
rietveldは以前から気になっていたものの、Python+GoogleAppEnginという構成はちょっと試してみようか、となかなか思えなかった。Rails版があったらまだとっつきやすいんだけど...と思っていたら、MOONGIFTさんから公開されたので、今試してみている。
r33で、svnプロトコルへの対応ということで、ruby-svnを使うコードが追加されている。残念なことに、Windows版のruby-svnは見つけられなかったので、そのままだと使えない。ざっとソースを見た感じでは、svn://...のときだけのようだったので、require "svn/client"のみコメントアウトしたら起動はできた。
いろいろ使ってみようとはしているものの、まだワークフロー(っていうか開発陣が想定しているような典型的な使い方)が見えてきていない。見えてきてないなりにいろいろ調べたり考えたり思い込んだりしたことを現時点版で書いてみようか。
- subversionからcoする。
- コードを書く。
- レビューシステムに登録する
- svn diffの出力(ようはパッチファイル)を添付する。
- upload.pyを使ったら、svn diff の出力から直接、xmlrpc経由で登録できる?
- シフトJISを含むソースはどうなるんだ?xmlrpcってutf8ベースじゃなかったっけ...
- テキストフィールドでパッチを直接貼り付けられると敷居が下がっていいんじゃないかなあ。
- レビューシステム上で指摘うける
- リポジトリを別途レビューシステムに登録してるし、表示はパッチ(差分)だけじゃなくて、いろいろ変えられる?
- 手元で直して再度パッチを添付
- ここでさらに修正が入った場合、upload.pyでさらに追加できるのかしら?python苦手なので、そうは読み取れなかったけど...
- 「ま、問題があるようには見えないね」になるまでやる。
- コミットする。
- あるいは、レビューア=コミッタの場合は取り込む
この辺がもうちょっと見えてくると今のプロセスにそのまま組み込めるか、小改造でいけるかどうかっていう話になるので、もうちょっと見てみたい。
それはそうと、ソースがちょっと私には読みにくいところがあったので、手元でいじりつつ読んだり試したりしているんだが、そのうち追いかけにくくなるだろうから、http://issues.moongift.jp/ 経由でパッチの提案したほうがいいんだろうか?